屋根塗装をするなら知っておきたい塗料の種類ごとの特徴を紹介します
屋根の塗装工事を検討する際に、屋根塗料をどれにするのが良いのか迷う方は多いのではないでしょうか。
屋根塗料にはさまざまな種類があり、特徴も異なります。
今回は、屋根塗料の種類ごとの特徴と屋根塗料を選ぶ上での手順についてご紹介します。
ぜひ最後までご一読していただき、参考にしてみてください。
□屋根塗料の種類ごとの特徴
屋根の塗料には、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料などさまざまあります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
・アクリル塗料
他の塗料と比較して、一番コストを抑えられるのがアクリル塗料です。
1㎡あたり1500円前後で、耐用年数は最大7年間です。
カラーバリエーションも豊富なため、お客様のご希望通りの屋根塗装が実現できます。
ただし、紫外線に弱い傾向があるため、3年前後で徐々に塗装が剥がれる可能性も。
短いサイクルで塗装を変更したい方やコストを抑えたい方には必見です。
・ウレタン塗料
アクリル塗料の次にコストを抑えられる塗料です。
1㎡あたり最大2200円前後で耐用年数は8年間程度です。
柔らかな弾力ある質感が魅力的でモルタルのようなひび割れしやすい建物に適しています。
ただし、アクリル塗料同様に紫外線に弱い傾向があるため、劣化が速まる可能性も。
・シリコン塗料
シリコン塗料は1㎡あたり最大3500円前後で、耐用年数が13年間のため、非常に人気のある塗料です。
コストと耐久性のバランスの良さだけでなく、耐水性や耐熱性も兼ね備えているため、湿気や太陽光などですぐに塗装が剥がれる心配はありません。
ただし、シリコン塗料の中でもグレードがあり、機能もバラバラのため、お客様の現状に合わせて選択していきましょう。
□屋根塗料を選ぶ3ステップ
屋根塗料にはさまざまな種類があります。
お客様のご自宅にあった塗料選びを以下の通りでご紹介します。
1.塗料の樹脂を決める
塗料の樹脂を決めることが第一です。
判断基準として、塗装によってどれくらいの年数持たせたいのか、コストに見合った塗装なのかどうかで判断しましょう。
例えば、ウレタン塗料だと耐用年数が最大10年間で費用の相場は45万円程度です。
また、シリコン塗料だと耐用年数最大15年間で費用の相場は50万円程度です。
2.お家の状況に照らした機能選び
お客様のお家の状況に合わせた塗料の機能を選びましょう。
例えば、夏の暑さと冬の寒さについて両方を対策したい場合、断熱塗料を使用しましょう。
また、屋根の汚れが目立ちやすい屋根の場合、光触媒塗料を使用しましょう。
3.水性塗料か油性塗料か
屋根の塗料が水性か油性か決めましょう。
水性塗料の場合、屋根塗装中の気になる匂いがあまりありませんが、耐久性に関しては油性塗料に負けてしまいます。
一方で、油性塗料の場合、屋根塗装中にシンナーの匂いを発しますが、屋根の耐久性は水性塗料に比べて長いです。
お客様の好みによって、水性塗料か油性塗料か決めましょう。
□まとめ
屋根の塗料には、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料などさまざまあり、特徴について述べました。
また、お客様のお家の状況に合わせてどのように屋根の塗料を選べば良いのかについてもご紹介しました。
当社では、アクリル塗料やウレタン塗料だけでなく、フッ素系塗料や遮熱塗料などさまざまな塗料を扱っておりますので、お客様のご希望に合わせた塗装を行えます。