外壁色選びでよくある失敗とは?原因やポイントをご紹介します!

街中を歩いていて、目を引く住宅はどのような特徴があるでしょうか。
その答えの1つが外壁塗装の色選びです。
外壁塗装は家のイメージを決定づける大事な要素です。
色選びに失敗すると、長い期間その結果に後悔することになりかねません。

今回は、外壁の色選びでよくある失敗とその原因、さらには失敗を避けるためのポイントを解説します。

□外壁の色選びでよくある失敗とその原因

・色の面積効果によるイメージの違い

色見本で選んだ色と、実際に塗装した後での色が違って見えることがあります。
これは「色の面積効果」と呼ばれる現象で、同じ色でも面積が大きいと明るく、小さいと暗く見えることがあります。

色の面積効果を知らずに小さな色見本で確認し、後で「思っていたより明るかった」と後悔する方が少なくありません。
大きな色板を業者から取り寄せて確認することで、思っていたのと違うという失敗を防げます。

・色の組み合わせの失敗

複数の色を使う場合、色の組み合わせで失敗するケースが多いです。
暖色系と寒色系を組み合わせたり、3色以上使用してごちゃごちゃした仕上がりになったりすることがあります。
ほかにも、雨樋や付帯部の色との配色も考慮しないケースも挙げられます。

組み合わせでの失敗を防ぐためには、近い色同士や白と黒などの対照的な色を使用すること、色は3色以内にまとめることが重要です。

・経年による色の変化を考慮しない

外壁塗装は10年後には紫外線や雨の影響で色が変わる可能性が高いのです。
白系、黒系、原色系は汚れや色褪せが特に目立ちやすいです。
新築時のイメージだけでなく、将来の姿も見据えて色を選ぶことが推奨されます。
紫外線に強い塗料を選ぶことで、経年劣化の問題を緩和できますよ。

・街並みから浮いてしまう

あまりにも個性的な色を選ぶと、周囲の景観と合わずに浮いてしまう可能性があります。
また、室内で色の打ち合わせをすると、外での色の見え方と違ってしまうことがあります。
個性を出したい場合は、一部にアクセントカラーをうまく取り入れることがおすすめです。

□失敗を防ぐためには外壁の色選びにおける基本を押さえておきましょう!

*汚れの目立ちにくい色を選ぶ

外壁は雨や埃などで汚れやすい部分です。
汚れが目立つ色を選ぶと、新しい色に変えてもその汚れが目立ってしまいます。
そのため、汚れが目立ちにくい色を選ぶことが重要です。

*周囲の景観に合わせる

周囲の家や建物との調和を考慮することで、美しい街並みを作れます。
また、自分自身もその景観に溶け込んで生活できるメリットもあります。

*季節や時間帯による色の変化を考慮する

外壁の色は、季節や時間帯によっても見え方が変わります。
そのため、いろいろな条件下で色見本を確認することがおすすめです。

□まとめ

外壁塗装は、イメージの違いや組み合わせ、経年劣化による変色による失敗が挙げられます。
失敗をできる限り抑えるために、汚れが目立ちにくい色を選んだり、周囲の景観に合わせたりしてくださいね。

外壁塗装は一度やると長い期間その色に囲まれて生活することになります。
慎重な選択が求められますので、多角的に考慮し、納得のいく選択をしてください。
外壁塗装の色選びにお悩みの方はぜひ当社にご相談ください。