外壁塗装しないとどうなる?放置すると危険な5つのリスクと見逃せない劣化サイン

マイホームを長く快適に住み続けたい、そんな気持ちを持っているあなたは、住まいのメンテナンスについて真剣に考えているのではないでしょうか。
特に、外壁は家の顔であり、雨風や紫外線から家を守ってくれる大切な役割を担っています。
しかし、外壁塗装は、適切な時期にメンテナンスを行わなければ、思わぬリスクを招く可能性も。

この記事では、外壁塗装を放置することで起こる5つのリスクと、見逃せない劣化サインについて解説します。
適切な時期に外壁塗装を行うことで、安心安全な住環境を維持できるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

□外壁塗装しないとどうなる?放置することで起こる5つのリスク

外壁塗装は、建物を守るための大切なバリアです。
しかし、このバリアが劣化すると、雨風や紫外線などの外的要因から家を守ることができなくなり、さまざまなリスクが発生してしまいます。

1:雨漏りの発生

外壁の塗装が劣化すると、ひび割れなどが発生しやすくなります。
そこから雨水が浸入することで、雨漏りが発生し、内装の腐食やカビの発生、さらには建物の構造まで損傷させてしまう可能性も。

2:カビの発生

雨漏りや湿気によって、室内にカビが発生しやすくなります。
カビは健康被害を引き起こす可能性もあり、特に小さなお子さんや高齢者の方にとって深刻な問題となる可能性があります。

3建物の寿命が短くなる

外壁の劣化は、建物の寿命を縮める要因となります。
雨漏りや湿気によって、構造材が腐食したり、強度が低下したりすることで、地震などの災害に弱くなってしまう可能性もあります。

4:シロアリの発生

外壁の劣化によって雨漏りが発生すると、湿気がたまり、シロアリが繁殖しやすい環境が生まれます。
シロアリは、家の構造材を食い荒らすため、放置すると家を支える柱や梁が腐ってしまい、倒壊の危険性も。

5:外壁の美観を損なう

外壁の塗装が剥がれたり、ひび割れたりすると、見た目が悪くなり、家の価値が下がってしまいます。
また、近隣住民からの評判も悪くなってしまう可能性も。

□外壁塗装が必要なサインを見逃さない!チェックすべき5つのポイント

外壁塗装は、早めに対処することで、大きな被害を防ぐことができます。
そのためには、外壁の劣化サインを見逃さずに、定期的な点検を行うことが重要です。

1:チョーキング

外壁を触った時に、指に白い粉が付着する現象。
これは、塗料が劣化し、顔料と呼ばれる成分が露出している状態。
チョーキングが見られる場合は、塗装の保護機能が低下しているサインです。

2:ひび割れ

外壁に細かいひび割れが発生している場合は、雨水が浸入しやすくなっているサイン。
放置すると、雨漏りやカビの原因となるため、早めの補修が必要です。

3:塗膜の剥がれ

外壁の塗膜が剥がれ、下地が見えている状態。
これは、塗料の耐久性が限界に達しているサイン。
放置すると、雨水や紫外線の影響を受けやすくなり、劣化が加速します。

4:外壁材の変形や破損

外壁材自体が変形したり、破損したりしている場合は、深刻な劣化が進行している可能性があります。
このような状態では、塗装だけでは補修が難しく、外壁材の交換が必要となる場合も。

5:色あせや汚れ

外壁の色が褪せたり、汚れが目立ったりしている場合は、塗料の劣化が進んでいるサイン。
見た目の悪化だけでなく、外壁の保護機能も低下している可能性があります。

□まとめ

外壁塗装は、建物を守るための重要なメンテナンスです。
適切な時期に外壁塗装を行うことで、雨漏り、カビ、シロアリなどのリスクを回避し、建物の寿命を延ばすことができます。

外壁に上記の劣化サインが見られる場合は、早急に専門会社に相談し、適切な対策を検討しましょう。
快適で安全な住まいを守るため、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。