下塗りが外壁塗装の質を左右する!下塗り材の種類と特徴をご紹介

外壁塗装の世界では、見落とされがちながらも重要な工程があります。
それが「下塗り」です。

中には、下塗りということ自体を知らない方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
そこで今回は、下塗りで使われる下塗り材とその役割について解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。

□外壁の下塗り及び下塗り材とは

外壁塗装で最も重要な工程の一つが「下塗り」です。
この下塗りは、外壁の耐久性や美観を大きく左右する非常に重要な要素です。
まずはこの下塗りについて、簡単に見ていきましょう。

*下塗りの役割

下塗りは外壁材と塗料の密着を高め、塗料の吸い込みを防ぐのが下塗りの主な役割です。
これによって塗装全体の品質が向上するため、外壁が長持ちします。

*下塗りの必要性

この下塗りを省略してしまうとどうなるのでしょうか。
答えとしては、塗料の定着が悪くなり、結果、耐久性が低下に繋がります。

また、仕上がり際にムラができたり、塗料が剥がれたりといった問題が発生することもあります。
そのため、下塗りは必要と言えるでしょう。

*選ぶべき下塗り材

下塗りにはさまざまな種類の材料があり、それぞれの材料にはそれぞれの特性があります。
家の条件に合った下塗り材を選ぶことで、塗装の質を高められるのです。

□下塗りの役割にはどんなものがある?

下塗りの役割は多岐にわたり、その重要性は計り知れません。
そこで以下では、その役割について見ていきましょう。

1:材料の種類と特徴

下塗りに使われる材料は、その特性に応じて選ばれます。
例えば、接着力を高めるもの、耐水性を強化するものなどがあります。
どんな特性が欲しいのか、考えてみましょう。

2:費用相場の理解

下塗りの費用は使用する材料や会社によって異なりますが、おおよそ1平方メートルあたり600~1,100円程度が相場です。
これを基に予算を計画しましょう。

3:作業間隔の重要性

下塗りをしてから次の工程に移るまでには、下塗りが完全に乾くための乾燥時間が必要です。
これは塗料の種類や気候によって変わりますが、通常は3時間から4時間ほどです。

ただし、日陰や冬場などの乾燥しにくい条件では、さらに長い時間が必要となるでしょう。

□まとめ

外壁塗装における下塗りの重要性はご理解頂けたでしょうか。
適切な下塗り材を選び適切な作業間隔を確保することで、塗装の品質や耐久性が格段に向上します。
この知識をもとに、自宅の外壁塗装において理想の仕上がりを実現しましょう。